Chairs and beyond

 

SOMEWHERE TOKYOで扱う「Historical Design」「Contemporary Design」の中から椅子の展示を行います。これらの椅子はただ座るものというだけではなく、美意識や批評性が優先されています。作品を通して新しい視点をご覧いだだければ幸いです。

10.16(月)- 11.5(日)
OPEN:13:00 - 19:00
休廊日:10.24(火), 25(水), 31(火)

Historical Design : Andrea Branzi, Alessandro Mendini, Michele De lucchi, Maurizio Peregalli, Shigeru Uchida(内田繁)
Contemporary Design : Takao Inoue(井上隆夫), Satoshi Itasaka (板坂諭), Norihiko Terayama(寺山紀彦), Takuya Hamajima(濵嶋卓也)

会場 : SOMEWHERE TOKYO
東京都渋谷区恵比寿南2-7-1 1F
03-6452-2224
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Domestic Animals
Andrea Branzi

アンドレア・ブランジが85年にDomestic Animalsというタイトルでいくつか発表した作品のひとつ。樹皮のついた切りっぱなしの木と座面をコラージュした彫刻的な作品。ネオプリミティズム(新原始主義)を唱えた。異素材による組み合わせは、近年多くの作品にみられる。この作品はその先駆けであり、多くのデザイナーに影響を与えた。30年経った今なお輝きを失わない歴史的な作品といえる。
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Blade
Maurizzio Peregalli

マウリッツィオ•ペレガッリが1985年に手がけた作品。刃をイメージした作品で極々薄いステンレス板を曲げて、座面と背の部分に用いている。いわゆる大量生産品としてリリースされたものではあるが、デザイナー、メーカーの挑戦的な姿勢がうかがえる。



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Arctic chair
Shigeru Uchida

内田繁が北極に持って行くものとして作った椅子。“北極圏人会”という北極に行くことを目的とした浅葉克己を筆頭としたクリエイターの会に内田も属しており、デザインされた。背、座面が格子状になっているのが特徴的で、椅子というよりも造形的な美が際立ったものになっている。



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First
Michele De Lucchi

FirstとRivieraは、80年代のポストモダンデザインを象徴する集団メンフィスよりリリースされた椅子。ポストモダンデザインはモダンデザインが掲げていた機能主義に対する批判的立場の表明である。派手な色彩、模様とやや奇抜な造形が特徴で、前世代の価値観を壊そうとした。デザイン史上における最初の思想的、アート的活動だといえる。
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Riviera
Michele De Lucchi

FirstとRivieraは、80年代のポストモダンデザインを象徴する集団メンフィスよりリリースされた椅子。ポストモダンデザインはモダンデザインが掲げていた機能主義に対する批判的立場の表明である。派手な色彩、模様とやや奇抜な造形が特徴で、前世代の価値観を壊そうとした。デザイン史上における最初の思想的、アート的活動だといえる。
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Atalia
Alessandro Mendini, Bruno Gregori

メンフィスと並んで80年代のポストモダンデザインを象徴する集団アルキミアよりリリースされた椅子。アルキミアはアレッサンドロ•メンディーニが中心となって活躍した。 彼はモダンデザインでは否定されていた装飾的なものを非常に重視しており、ハンドペイントを施した作品や、模様などを好んで用いた。この椅子もモザイクタイル的な模様をモチーフにとりいれている。

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Re-Birth#5
Takao Inoue

Re-birthと名付けられたシリーズは過去の経験や存在をリスペクトし、再生、価値を与える作品群。この椅子はThonet Austriaの初期のもので、曲木椅子の生産をはじめる前、特注品を作っていたころのもの。150年程前のものと思われる。今迄壊れずに残っていたことに敬意を表し、あえて修復ではなく、新たな作品へと昇華した。
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Schwarzwald Stool
Satoshi Itasaka

酸性雨で環境が破壊されたドイツのシュヴァルツヴァルドの森をテーマにした作品。降った酸性雨と同じ濃度の酸を鉄にかけると、わずか数日でみるみると錆びて行く。有害な雨の影響を錆によって視覚化し、その華奢な弱々しい出で立ちで私達に問いかけている作品。

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Pyrite stool / bended a moon
Norihiko Terayama

黄鉄鉱という鉱石は、自然の石の内側から正六面体の結晶が生えていて、見てもとても不思議な物体である。そんな自然にできるものとはとうてい信じがたいものにインスパイアされて制作した作品。有機的なものと直線的なものが混じり合う違和感を表現してみた。

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U-stool
Takuya Hamajima

鉄をメインフレームにして、木、陶磁器という異素材の組み合わせで作られた椅子。 椅子のいくつかの要素を最小に分解して再構築し、均衡と構造的な美観を追求した。作者はとりわけ日本の陶磁器の技術をとりいれ、別分野への応用による新しい表現を試みている。この作品では座面に陶磁器が用いられている。
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